将来性のある専門商社の見分け方! 日系・外資系の専門商社で働いた私の答え

こんにちは。アラサー外資系マネージャーの桜井です!
私はトヨタグループの鉄鋼専門商社に2年半在籍し、その後外資系の半導体専門商社に転職して現在4年目です。
そんな私の経験から「専門商社に将来性はあるのか?」ということについて書いていきたいと思います。専門商社で働くことに興味がある方、もしくはこのまま今の専門商社で働いていても大丈夫かな?と悩んでいる方はぜひ参考にしてみて下さい。
お忙しい方のために結論から言うと、以下2つの条件のいずれかもしくは両方を満たしている専門商社はこの先も生き残れるんじゃないかなと思います。
①資本が大きい専門商社(大手子会社・外資系等)
②ITに強い専門商社
この2点の理由から、すでに内容を理解できてしまった賢い方は、この記事を最後まで読む必要はありません。
これらの専門商社へ転職したい方は、以下の転職エージェントに登録して早速転職活動を始めましょう。利用料金は無料で、3分で登録できます。
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もう少しお時間がある方は、「将来性のある専門商社の見分け方」についてロジカルに解説しますので、以下の本文にお付き合い下さい。(5分で読めます)
資本が大きい専門商社(大手子会社・外資系等)が生き残れる理由
業界を問わず、専門商社の買収・合併が連続しています。例えば半導体業界は以下の通りです。
・2015年:マクニカ・富士エレクトロニクス合併
・2017年:トーメンエレクトロニクス・豊通エレクトロニクス合併
・2018年:UKCホールディングス・バイテックホールディングス合併
これらの合併により、上記企業の売上規模は5,000億円クラスになりました。
なぜこぞって合併をするのか?
めまぐるしい環境変化に対応するため。つまり生き残るためです。
ITが進化したことで、メーカーはマーケティング・販売・流通を自社で管理できるようになってきています。今までただ商品を横流しするだけでマージンを取れていた商社の存在価値が無くなってきているのです。
だからこそ商社は確固とした付加価値を提供しなければ生き残れません。具体的には顧客の技術サポート、不具合時の対応、有利な決済条件の提供等ですね。
そしてこれらの付加価値を提供するためには、商社側に圧倒的リソース、つまりお金が必要です。なので資本力がある大手子会社や外資系が強いわけです。
一方で資本力がない商社は付加価値を提供できないので、相当厳しい状況になるでしょう。というか既にそうなっており、少なからぬ中小企業が倒産しています。
ITに強い専門商社が生き残れる理由
専門商社の商売のキモは何と言ってもトレーディングビジネスです。要するに「安く買って高く売る」ビジネスのことですね。
しかし先ほど書いたように、単純にこのトレーディングだけをやっていては厳しいので、技術サポートや有利な決済条件などの付加価値を足していきます。
この付加価値の中で最強なのが「ITに強い」というものです。
半導体商社でも「ITに強い」会社は軒並み伸びています。
電話やファックスしか無かった時代は、商社の営業マンの知識やコミュニケーション能力が重要でしたが、今はネットで調べれば商品のスペックや使い方など全てが分かります。
あとはネットでポチるだけです。アマゾンと一緒ですね。
アマゾンが小売店を駆逐したように、B to Bの商社でも同じことが起きています。そしてどう考えてもこの流れは加速していきます。
「メーカー → 商社 → ユーザー」の中で長年板ばさみになっていた商社ですが、ユーザーが使いやすいEコマースサイトを作ることができれば、大きく売上を伸ばすことができます。
そして結局大きくITに投資ができる専門商社には資本がありますので、先ほどの話と被ってきますね。
まとめ
「将来性のある専門商社の見分け方! 日系・外資系の専門商社で働いた私の答え」について書きました。
ポイントを振り返りながら以下にまとめます。
■将来性のある専門商社とは?
①資本が大きい専門商社(大手子会社・外資系等)
②ITに強い専門商社
上記のような専門商社で働いてみたくなった!という方はぜひ転職活動を始めてみましょう。
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今回の記事が、あなたが「楽しく働く」きっかけになれば、とても嬉しく思います!
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