逆質問を制する者は、転職面接を制す!

何とか書類選考を通過し、ドキドキしながら転職面接がスタート。
自己紹介、今までの経験、自分の強みなど、いい具合にアピールが出来ている感じ!
これで、終わりかなと安心しかけた時に面接官から一言…
「最後に何かご質問はありますか?」
突然繰り出されるこの「逆質問」の一言。
油断してここで戸惑ってしまうと、残念ながら内定は遠ざかってしまいます。
今回は、トヨタグループの大手商社や、外資系不動産会社でキャリアを積み、現在は外資系半導体商社で働く私の経験から、このやっかいな「逆質問」をクリアし、内定を取れる回答例をご紹介していきます!
▼目次
転職面接の逆質問は、恋愛で言う「私のこともっと知りたい?」に答えるに同じ!
相手に興味が無いと、何の質問も出来ませんよね。
転職における逆質問も同じです。
そもそも本当に働いてみたい会社であれば、いくらでも逆質問が思い浮かぶはずです。
逆に、一生懸命考えないと逆質問が思い浮かばないような転職先であれば、選考を辞退した方がいいとさえ私は思っています。
気になっているあのコに、「私のこともっと知りたい?」と可愛い目で見つめられながら聞かれた時に、
「えっと…あのですね、う〜ん、いや別にねぇよ!」
とは言えませんよね笑
繰り返しますが、転職面接で逆質問が思い浮かばない様であれば、その会社に本音では興味が無いということなので、転職先の選考を辞退することをオススメします。
私の例を挙げれば、面接の際にむりやり逆面接をひねり出した会社は、やはり1年以内に辞めてしまいました…(新卒で入社した化粧品会社)
もっとお金が欲しいとか、英語を使って働きたいとか、人をマネジメントしたいといったような、その会社に入りたい明確な志望動機があれば、その志望動機に合わせていくらでも逆質問が思い浮かんでくるはずです。その会社の具体的な業務内容や、雰囲気をもっと詳しく事前に知っておきたければ、キャリコネ等の口コミサイトで、しっかりとチェックしておきましょう。
まずは、その明確な志望動機に沿った逆質問を、感情のままに洗い出してみましょう!
転職面接の逆質問に、よそゆきのお化粧をさせよう!
気になるあのコ(もしくはあのイケメン)から繰り出される、「私のこともっと知りたい?」に答えるのが逆質問の基本ということはお伝えしました。
しかし、相手の気持ちを考えずに何でもかんでも聞きまくっては、間違いなく相手にフラれます。
例えば、気になるあのコはとてもセクシーだけど、遊び人だったら嫌だな〜と思っているとします。
そこで、「私のこともっと知りたい?」と聞かれた時に、
「うん!めっちゃセクシーで今日からでもぜひ付き合いたいんだけど、やっぱ結構夜はすごいん??それだけ気になるんだよなぁ〜!」
と言ってしまったら…
松本、浜田アウト〜!
ですよね笑。
この場合は、
「うん。君はとても綺麗だから、色んな人にモテるだろうね。やっぱり今までの恋愛経験も豊富なんじゃない?」
という、佐藤浩市的なアプローチに変える必要があります。(何の話や笑)
マジメな話に戻りますと、例えば、とある会社に転職したい理由が「英語を使って働きたい」だとします。しかし、留学経験も無いし正直そこまで英語に自信がないから、「英語がどのレベルまで必要なのか?」という逆質問をしたいとしますよね。
この場合に、
「英語にあまり自信が無いのですが、私でもついていけるでしょうか…?」
というような質問は、
山崎、遠藤アウト〜!
です。
この場合は、
「御社を希望した理由の1つは、英語を使って働きたいということです。そこで、入社時点でどの程度までの英語レベルが求められるかを質問させて頂きたいです!」
と元気に、明確に質問しましょう。
そうすると、面接官は、
「そうですね、もちろん留学経験がある社員もいますが、最初は全く英語を話せなかった社員が、独学で一生懸命学んで今では何とかやっていますよ。そういう意味で言えば、英語を使って働きたいという強い思いがあれば、何とかやっていけるのではないでしょうか」
みたいな感じで答えてくれるはずです。
このようなポジティブケースであれば最後に、もう一押しします。
「そうでしたか。全員英語が堪能な方ばかりかと思っていましたので、正直少しホッとしました。今も毎日独学で英語の勉強をしておりますが、より一所懸命努力して、早く皆さんに追いつけるように頑張りたいと思っております!」
このような形で、相手の回答を理解したことを示しつつ、自分のやる気をアピールしましょう!
相手に絶対に聞きたいことを、相手が好印象を抱くような言葉、表情で質問する。
これが、逆質問で面接官の心をつかむポイントです!
面接官の心をグッとつかむ! 本当は教えたくないテッパンの逆質問!
転職面接における逆質問について、ここまでの記事で参考にして頂ける部分があったなら、とても嬉しく思います!
さて前述の通り、自分の本当に聞きたいことを、相手が好印象を抱くような言葉、表情で質問するということが転職面接における逆質問の基本になりますが、最後に、「面接官の心をグッとつかむ」私がいつも使っているテッパンの逆質問をご紹介します。
面接官:「最後に何かご質問はありますか?」
あなた:「はい。○○さん(面接官)は、本当に生き生きと楽しそうに御社の仕事についてお話されるので、私もぜひ御社の一員になりたいとより一層強く思いました!最後にご質問ですが、○○さんは御社に入ってどのような点が良かったと思いますか?また、御社で成し遂げたい目標を教えて下さい!」
この逆質問には、以下3点のねらいがあります。
- その会社に入って良かった具体的な点を聞くことで、リアルな業務内容や社風がつかめる
- その会社に入って成し遂げたい目標を聞くことで、決裁権の大きさや、中長期的な会社のビジョンがつかめる
- 楽しそうに働いている面接官とぜひ一緒に働きたい!と褒めることで、相手に好印象を抱かせられる
私は、今までの面接で必ずこの逆質問をしてきました。
この逆質問で話が盛り上がった時は、必ずその面接を通過していましたので、非常に良いテッパンの逆質問だと思います。ぜひ、使ってみて下さい。
まとめ
ここまでお付き合い頂いて、ありがとうございます!
長くなりましたので、簡単にまとめると…
→相手に興味がなければ、逆質問は出来ません。まずは本当に転職先に行きたいのか本気で考えてみましょう。本気で行きたければ明確な志望動機があるはずですので、その志望動機を軸に、質問したいことを全て洗い出してみましょう!
・転職面接の逆質問に、よそゆきのお化粧をさせよう!
→質問したいことを全て洗い出したら、それをそのまま質問するのではなく、面接官が自分を気に入ってくれるような言葉、表情に変えて質問してみましょう!
・面接官の心をつかむ! 本当は教えたくないテッパンの逆質問!
→以下はとても優れた逆質問ですので、ぜひ使ってみて下さい!
あなた:「はい。○○さん(面接官)は、本当に生き生きと楽しそうに御社の仕事についてお話されるので、私もぜひ御社の一員になりたいとより一層強く思いました!最後にご質問ですが、○○さんは御社に入ってどのような点が良かったと思いますか?また、御社で成し遂げたい目標を教えて下さい!」
いかがでしたでしょうか。今回の記事が少しでも皆さんのお役に立つことが出来れば幸いです!
ぜひ、すべらない逆質問の方法を身につけて、転職面接を勝ち抜き、憧れの会社の内定を手に入れましょう!
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