新入社員が守るべき3つの心得!!「アイツは出来る!」と思われるには!?

新入社員の皆さん、お元気ですか?
学生時代とは変わって、毎日新しいことの連続だと思いますが、少しずつ慣れてきましたでしょうか?
皆さんが今働いている会社は、一生懸命就職活動をして、「ここで頑張って働いていくんだ!」と選んだ会社だと思いますので、出来れば早いうちから、「アイツは出来る!」と先輩や上司に目をかけられたいものです。
そこで今回は、元新入社員、現在アラサー会社員の私の経験から、「新入社員が守るべき3つの心得」をご紹介していきます。
先輩や上司から「アイツは出来る!」と思ってもらい、スタートダッシュを切りたい新入社員の皆さんは、ぜひ参考にしてみて下さい!
▼目次
新入社員には一体何が期待されている!?
新入社員が守るべき心得を考えるにあたって、まずは「新入社員に何が期待されているか?」を考える必要がありますよね。
研修事業や、コンサルティングを行っている(株)インソースの調査による、企業が新入社員に期待することトップ3は…
第1位:指示を待つのではなく、自らやるべきことを見つけ積極的に取り組む
■人事ご担当者さまの声
・ここ2・3年の傾向として、指示待ちの新人が増えている印象。新入社員にイベント企画を頼んだところ、一人が背負っていて残り人は傍観だった。
・理想は、「意見がある人ー?」と投げかけたときに、5秒後に3名挙手。今年は1名だった。状況をみて自分から動けると望ましい。
・現段階では、言われたことはしっかりできる。次段階では、自分から課題を見つけてやっていく姿勢を要求したい。
・「まず周りの様子を見て」という姿勢が傾向としてある。自分の意見は持っているものの周りへの影響を気にしているので、様子を見ているようだ。人事からすると「思ったら行けばいい」「じれったい」と感じる。
・積極的に取り組めているが、目的や意図をくみ取れない面もある。上からの指示を待ってしまい、「~してね」といわれてやっと取り組めている。
・会社の文化でもあるし、これがあれば現場で成長できるので。
・不明点があるときに質問しにいく、というよりは先輩からのフォローを待っている、あるいは自分たちで勝手に解釈してしまう。
・「前に出て意見するのは空気が読めない」と思っているらしい。だから意見が出ない。
第2位:あいさつや、感謝の気持ちをきちんと言うことができる
■人事ご担当者さまの声
・あいさつや感謝等基本は社会人になる前に、ある程度決まってくる。だからこそ入社時点で期待したい。
・学生と社会人の変わり目で、他の社員よりも意識して行ってほしい。
・上司や先輩への「おはようございます」がそのままお客様への元気ない「いらっしゃいませ」に繋がる。今までは現場で「最近の子は挨拶もちゃんと出来ない」と苦情があったが、今年はちゃんと挨拶が出来ている。去年の採用の面接では、「失礼します」を元気に言える第一印象の良いのを評価して採用した子もいる。
・発信する(自分をさらけ出す=考えを表現し行動する)姿勢を身に付ける第一歩が挨拶。研修でみっちりやった。
・研修中はできていた。現場ではできていないとの報告がある。おそらく挨拶をしているものの周りの反応が薄く、挫けてしまったのではないか。
・既存の社員の中で一番できている。先輩に時間を割いていただいているという感謝の気持ちがある。
・一度言えば、出来るようになった。研修で取り組み始めてから、挨拶の評判は良い。気持ちを込めるためにも、まずは形から。
第3位:報・連・相がきちんとできている
■人事ご担当者さまの声
・基本である。
・必要性は分かっていて、姿勢は見られる。
・コミュニケーションを円滑に出来るよう、研修でも徹底した。
・自分に与えられた指示について報告できている。
・出来ていない。
・まだチームで仕事をするという事に慣れていない。
・どのタイミングで何を報告すればよいかが分かっていない。
・報告の必要性などを勝手に判断してもらっては困る。
・相手とのタイミングなので難しい。新入社員ということで、ひとまずは、忘れずに報告する・自己完結しない(仕事は皆でやるもの)という点は評価できる水準と言える。
・やり方・認識の弱さが不満であり、現場レベルで指示が徹底されていない。
以上が、企業が新入社員に期待していることです。
以上の期待にこたえることが出来れば、「アイツは出来る!」と一目置いてもらえることになります。
新入社員が守るべき心得その1:常に「仕事」を確保する!
企業が新入社員に期待すること第1位は、「指示を待つのではなく、自らやるべきことを見つけ積極的に取り組む」でしたね。
新入社員の頃は分からないことが多いので、何かと遠慮し、指示待ちになりがちです。
1から10まで、新入社員にしっかり研修をしてくれる会社であれば、指示待ちでもいいかもしれませんが、世の中はそんなにいい会社ばかりではありませんし、あなただけに構っていられるほど上司も暇ではありません。
最近、「新入社員なのに放置される」という理由で、早期退職をする人が多いようですが、放置されないような努力をすべきです。
ただ、毎回「何かやることはありませんか?」と暇になる度に上司に聞くのは、あまりオススメできません。
なぜなら、はっきり言ってウザいからです笑
あなたも、忙しい時に周りに邪魔されると、イライラすることがありますよね?
理想論としては、新入社員が最短距離で仕事を覚えていけるように上司がマネジメントすべきですが、どこもかしこも人材不足の昨今、それは難しい話です。
前置きが長くなりましたが、指示待ちにならずに常に「仕事」を確保するコツをご紹介します。
私は豊田通商の子会社で働いていた20代前半の時にこのコツに気付き、「アイツは常に自分で積極的に動いている!」という高評価を得ることに成功しました。
結果、3年連続で最高評価のSを獲得しました。
しかし前置き長えな!しかも自慢入った!笑
本題に戻ります。
そのコツは、上司にこう伝えることです。
このコツは、無料で公開するには惜しい!笑
真面目な話、以上のように伝えておくと、暇な時に読む資料も手に入れられますし、上司のプレゼン資料を手伝うことも出来ます。
つまり、常に「仕事」を確保出来ます。
指示を待たなくても、常に何かを自発的に学べます。
その時点で、「アイツは一人称で動ける、大した奴だ!」
という高評価を得ることができます。
以上、「常に「仕事」を確保すること」が一つ目の新入社員の心得です。
新入社員が守るべき心得その2:明るく元気良く礼儀正しく!
企業が新入社員に期待すること第2位は、「あいさつや、感謝の気持ちをきちんと言うことができる」です。
いつの時代も、明るく元気で礼儀正しい新入社員は、先輩社員や上司に好かれます。
■「明るく元気」が一番!
・「ハキハキしていて、自信に満ちている顔をしている人」(男性/26歳/情報・IT)
・「明るく元気に会社に来て、なんでも素直に取り組む姿勢を見ると、将来伸びていくんじゃないかと思う」(男性/31歳/小売店)
・「前向きで元気がいい」(女性/32歳/金属・鉄鋼・化学)
引用元:マイナビスチューデント
新入社員は赤子同然です。
ご存知の通り、会社員の使命は売上を出して、会社の発展と株主の利益に貢献することです。
新入社員はそれが出来ません。
新入社員のあなたの給料は、未来のあなたの活躍に期待した先行投資です。
つまり、一刻も早く仕事を覚えて、利益の出せる会社員になる必要があります。
そのためには、仕事の出来る先輩や上司に目をかけてもらうことが非常に大切です。
少し脱線します。私は今アラサーですが、外資系商社で働いています。
実力主義で知られる外資系企業でさえ、明るく元気で礼儀正しいことが非常に重要です。
暗いビジネスパーソンは、社内のキーマンと良い関係が築けません。
社内に良好な人間関係が築けないビジネスパーソンに、大きな仕事は出来ません。
「アイツはとにかく明るく元気良く礼儀正しい!」というイメージを新入社員の頃から持ってもらえるように振る舞うことが、新入社員の大切な心得その2です。
新入社員が守るべき心得その3:とにもかくにも「報・連・相」!
企業が新入社員に期待すること第3位は、「報・連・相がきちんとできている」です。
私は、(またお前の話かよ笑!)報・連・相が苦手です。
今は外資系企業勤務なので、ほぼ自分の裁量で仕事が出来るため、あまり報・連・相の必要性がありませんが、豊田通商の子会社で働いていた新入社員の時は、報・連・相がうまく出来ず、よく上司に叱られました。
この記事を読んで頂いている皆さんのほとんどが日系企業勤務だと思いますので、それを前提に話しますが、
「報・連・相が出来ない新入社員=出来ない新入社員」の烙印を押されます。
報・連・相は非常に重要ですので、改めて定義を確認しましょう。
・報告
おもに上司からの指示や命令に対して、部下が業務や作業の経過や結果を知らせることのことをいう。
・連絡
職場の上下関係にかかわらず、簡単な業務・作業情報を関係者に知らせることをいう。この場合、個人の意見や憶測は含まない方が好ましい。
・相談
業務判断を行う際に自分のみの判断が困難なとき、意見を聞いて欲しい時に上司や先輩、同僚に参考意見を聞くこと。この場合、職場の上下関係はあまり関係しない。
引用元:Wikipedia
以上をしっかりと確認して、必ず日々、報・連・相を徹底しましょう!
正直、私は新入社員の頃、こう思っていました。
「いちいち報・連・相とか、めんどくせえよ」
「そもそも、報告しても聞いてないやん」
「こういう無駄なプロセスがあるから、日系企業はスピード感がなくてダメなんだよ」
そして、今でもそう思っています。
私は日系企業で働いていた最後の最後まで、この報・連・相が大の苦手でした。
ですので、「こちらの記事」でご紹介した通り外資系企業へ転職し、今に至ります。
どうしても、報・連・相がダメなら、外資系企業へ転職して下さい。転職エージェントは、イギリス発祥のJACリクルートメントが優良外資系企業の案件を多数取り揃えているので、オススメです。(私もこの転職エージェントの力を借りて、現在の外資系商社マネージャーのポジションに転職しました)
外資系企業で働けば、結果以外何も見られませんし、服装自由、直行直帰自由、パフォーマンスが全て給料に反映されるという、自営業に近い働き方が出来ます。
その際は、私のブログを大いに参考にして下さい!(宣伝か〜い!)笑
「わがまま転職のススメ! 一度の人生「楽しく働く」が勝ち!」
かくいう私も、嫌々ながら報・連・相を叩き込まれたことで、仕事を論理的に進めていく方法などを学べたことは事実なので、新入社員の頃は、「これは上司に言わんでええやろ〜」と自分で判断せず、「〇〇課長、××の件でご相談が…」と細かく報・連・相することを強くおススメいたします!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最後まで読んで頂いて、ありがとうございます!!
長くなりましたので、まとめると…
・新入社員が守るべき心得その1:常に「仕事」を確保する!
・新入社員が守るべき心得その2:明るく元気良く礼儀正しく!
・新入社員が守るべき心得その3:とにもかくにも「報・連・相」!
今回の記事が、新入社員の皆さんの参考になればとても嬉しく思います!
日々、慣れないことも多く大変だと思いますが、新入社員の守るべき3つの心得を大切にして、立派なビジネスパーソンになれるよう頑張って下さい!!
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