会社を辞めたいけど言えないあなたへ。スッキリ言える方法をご紹介します!

毎年4月を迎えると、希望に満ちあふれた新入社員たちが、真新しいスーツに身を包んで出社していく姿を見かけます。
公共財団法人の日本生産性本部が発表している「新入社員の特徴とタイプ」によれば、2017年度の新入社員は「キャラクター捕獲ゲーム型」だそうです。(毎年ながら何のこっちゃ笑)
何型かはさておき、自分の選んだ会社でキャリアを積み、社会貢献していければそれはとてもハッピーなことですよね。
しかし「七五三」と言われるように、入社3年以内の離職率は、中卒7割、高卒5割、大卒3割となっています。
かくいう私自身も20代で4回会社を辞めていますが、「辞めたいです」と上司に伝えるのはなかなか勇気がいるものです。
ということで今回は、会社を辞めたいけど言えないあなたの参考になるように、私の経験を元にスッキリ言える方法をご紹介していきます!
会社を辞めたいけど言えない大きな2つの理由
会社を辞めたいけれども、言えない理由は大きく分けて以下の2つではないでしょうか。
- 転職先が決まっていなくて不安だから言えない
- 今まで育ててくれた上司、会社に恩義を感じており、言い出しづらい
まず、1の転職先が決まっていなくて、不安だから会社を辞めたいけど言えないという場合は、多少辛くても、間違いなく次の会社を見つけてから辞めた方がいいです。
「平日に転職の面接を受ける方法! 働きながらの転職活動が正解!」という記事で詳しくご紹介しましたが、働きながら転職活動をした方がいい主な理由は以下の3つです。
- 転職先に給与等の条件交渉を余裕を持って出来る
- 自分に本当に合った会社をゆっくり探せる
- 経済的な心配から解放される
特に今は有効求人倍率が1.59倍(2018年1月時点)と、高度経済成長期以来44年ぶりの高水準なので、間違いなく転職者に有利な状況です。この状況は東京オリンピックの開催までは続くと予想されていますので、ぜひこのチャンスを生かしましょう!
自分のキャリアに自信がある人なら、優良企業の案件を数多く取り扱っている、リクルートエージェントに登録しておくと、自分の市場価値に見合った転職活動が出来るので、オススメですよ。
一方で、第二新卒などキャリアが少し浅い状態で子会社への転職を狙う人は、ハタラクティブという転職エージェントがオススメです。
というのも大手の転職エージェントは、勤務期間が短かったり、スキル不足と判断されてしまった場合、「サポート不可」ということで、登録出来ないことがあるからです。しかし、ハタラクティブは違います。
「第二新卒やキャリア不足の若者の正社員就職を全力で支援する!」という明確なビジョンを持っていますので、足切りなどなく、どなたでも安心して登録・利用することが出来ます。このハタラクティブの就職支援サービスは、2013年に厚生労働省からの認定を受けており、今の若者のキャリアについて、非常に真剣に考えて事業を行っていることが感じられます。
また、担当者が実際に何度も足を運んだ企業の案件のみを取り扱うので、希望としっかりマッチングした求人紹介が出来ることも強みとなっています。
とは言うものの、よほどのブラック企業で、すぐ辞めなければ心身ともに支障をきたす場合は別です。その場合は、有無を言わさず速攻で辞めてしまいましょう。
そんな状況で、上司や会社に気を遣う必要など1ミリもありません。
「こんな状態では、働き続けられません。最短で辞めます」
と言って、退職届を出して下さい。
就業規則で、退職届を出してから1ヶ月とか2ヶ月後でないと辞められないとうたっている会社も多いですが、労働基準法で言えば、2週間前に退職届を出せば、必ず辞めることが出来ます。
引用元:労働基準法違反を許すな!
ブラック企業ほど、引き継ぎがどうとか、後任が入るまでは働いてもらわないと困るとか言ってきますが、そんなことは無視してOKです。
彼らの身勝手な理由で、あなたの人生を振り回される必要はありません。
退職届を2週間前に出して、2週間だけ頑張って下さい。
また、「退職願」ではなく、「退職届」にする点も忘れてはいけません。退職願はあくまで、「会社を辞めてもよろしいでしょうか?」と会社に対してお願いしているに過ぎません。必ず、「退職届」にするよう気をつけて下さい。
また、退職届を受け取らないという暴挙に出てくるブラック企業もありますが、この場合は、内容証明郵便で送ればOKです。
転職先が見つかっていない状態で会社を辞めたいと思うということは、よほど心身ともに披露していることが考えられます。
そんな時に、「立つ取り跡を濁さず」的な考えを持つ必要はありません。以上のように、事務的に会社を辞めましょう。
さて、次に2の「今まで育ててくれた上司、会社に恩義を感じており、会社を辞めたいと言い出しづらい場合」の切り出し方をご紹介します。
日本の会社は、新入社員をしっかりと育ててくれる良い会社が多いので、どちらかと言うとこちらのパターンで会社を辞めたいと言えない人が多いのではないでしょうか。
私も、22歳から25歳まで務めた日系の財団法人を辞める時は、上司に非常にお世話になっていたので、とても言い出しづらかったです。
しかし、結果的に会社を辞めたいと言うことができ、今でも友好な関係性を築いています。
どのように会社を辞めたいと伝えたかを、ご紹介していきます!
上司や会社に恩義があり、会社を辞めたいと言えない。スッキリ言う方法は?
会社を辞めたいけど言えない皆さんの多くが悩んでいる理由が、上司や会社に恩義があり、会社を辞めたいと言えないということだと思います。
私もそうだったので、その気持ちは非常に良く分かります。
私が、なぜ会社を辞めたいと言えなかったかと言うと…
- 22歳の時に新卒で入った会社を5ヶ月で辞めてしまい、なかなか転職活動が上手くいかない中、ようやく拾ってもらえた会社だった
- 上司(課長)はたまたま同じ大学の先輩であり、公私ともにかわいがってもらっていた
- 上司(課長)、先輩(主任)、同僚とも非常に仲が良く、これからどうしたら会社を良くしていけるかという話を毎日のようにしていた
以上の3つの理由からです。
1は、会社が自分の生活を守ってくれていたことへの恩義
2は、上司への個人的な感謝の気持ち
3は、同じ釜の飯を食った同士を裏切るような後ろめたさ
皆さんも、なかなか会社を辞めたいと言い出せないのは、以上の理由のどれかに当てはまるからだと思います。
前置きが長くなってしまいましたが、会社を辞めたいけど言えない時にスッキリ言う方法をご紹介します。
それはずばり、「気の持ち方を変えること」です。
会社を辞めていく人に対して、残る人たちは様々な感情を持ちます。
そして、その感情が予想出来るからこそ、会社を辞めたいと言いづらいのです。
それでは、以下のように考えてみてはいかがでしょうか?
1は、会社が自分の生活を守ってくれていたことへの恩義
→確かにその通りですが、自分の出した利益で会社が潤っていたことも事実。雇用主と労働者は対等です。
2は、上司への個人的な感謝の気持ち
→上司との関係性は、会社を辞めたら終わってしまうものではありません。誠実に感謝の気持ちを伝えることが出来れば、相手も嫌な気はしません。
3は、同じ釜の飯を食った同士を裏切るような後ろめたさ
→確かに、疎遠になる人がいるのも事実です。しかし、自分が新しいステージに行くことを応援してくれない人は、本当の意味での同士ではありません。本当の仲間は、会社を辞めても関係性が残ります。
以上をふまえて、会社を辞めたい時は、しかるべき人(大体は自分の直属の上司)にこのように伝えて下さい。
あなた:○○課長、話があるのですが、後ほどお時間を頂けませんでしょうか?
(この時は、周りに人がいない時を狙って、神妙な面持ちで話しかけて下さい。勘のいい上司なら、この時点で気付きます)
上司:分かった。では、30分後にまた声をかけてくれ。
あなた:ありがとうございます。それでは、会議室Aを取っておきますので宜しくお願いいたします。
(出来れば、個室で上司と二人きりになれるようにして下さい。周りに人がいると、上司にも気を遣わせますし、他の同僚のモチベーションを下げてしまう可能性もありますので、気をつけましょう。)
—会議室へ移動—
あなた:お忙しい中、ありがとうございます。大変言いづらいのですが、4/1から新しい会社へ転職することにしました。退職届を受け取って頂けますでしょうか。
(結論をハッキリと一番最初に伝えることが重要です。「転職を検討している」や、「あの〜、実は…」などと、もったいぶってはいけません。)
上司:ずいぶん急だな。もう決めたのか?
(たいていの上司は部下に辞められた経験を持っていますので、いきなり感情的になったりはしてきません。安心して堂々と伝えて下さい)
あなた:はい。もう決めています。○○という会社に行くことになりました。ここで勉強させて頂いた営業スキルを生かして、一生懸命頑張っていきたいと思っています。
(ここで、転職先の情報を言っていいのであれば、言った方が良いです。なぜなら、確実に聞かれますし、何なら社会保険の引き継ぎ等で人事にはバレますし、それならば恩義を感じている上司に一番最初に言ってしまった方がいいからです。)
上司:そうか、残念だな。ところで…
(ここまでいけば、あなたの会社を辞める意思は十分に伝わっています。あとは、具体的な引き継ぎの日程や退職日、有給がある場合は最終出勤日等の話になります。有給休暇はためらわずにすべて取得しましょう。あなたが一生懸命働いて得た権利だからです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
会社を辞めたいけれども、今までの恩義からなかなか言えない。そんな時は、以下のように考えて、はっきりと退職の意思表示をして下さい。
1は、会社が自分の生活を守ってくれていたことへの恩義
→確かにその通りですが、自分の出した利益で会社が潤っていたことも事実。雇用主と労働者は対等です。
2は、上司への個人的な感謝の気持ち
→上司との関係性は、会社を辞めたら終わってしまうものではありません。誠実に感謝の気持ちを伝えることが出来れば、相手も嫌な気はしません。
3は、同じ釜の飯を食った同士を裏切るような後ろめたさ
→確かに、疎遠になる人がいるのも事実です。しかし、自分が新しいステージに行くことを応援してくれない人は、本当の意味での同士ではありません。本当の仲間は、会社を辞めても関係性が残ります。
今回の記事が、「会社辞めたい。けども言えない…」という皆さんのお役に立てれば、とても嬉しいです!
最後に改めてアドバイスさせて頂きますが、出来れば会社を辞める前に転職先を見つけて、安心して旅立ちましょう。以下の転職エージェントがオススメです!
今回の記事が、あなたが新しいステージで活躍するきっかけになれば、とても嬉しく思います!
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