離職率が高い業界・会社が必ずしも悪いわけではないと外資マネージャーが思う理由

こんにちは。アラサー外資系マネージャーの桜井です!
早速ですが、皆さんは離職率の高い業界・会社に入るのは悪いことだと思いますか?
結論から言うと、私は必ずしもそうは思いません。
なぜなら、外資系金融、コンサル、リクルート、楽天など、ハイスペック人材が集まる会社の離職率は異常に高いからです。
なぜそうなるのか?
それは、優秀な人こそバンバン転職(または独立)し、キャリアアップしていくからに他なりません。
ということでいきなり結論から話してしまいましたが、「離職率が高い」という理由だけで就職先から除外するのはやめましょう。
気をつけるべき離職率の高い業界
一方で、気をつけるべき離職率の高い業界は以下の通りです。気をつけるべきというのは、就職すべきでないということですね。
引用元:厚生労働省HP
上記は3年以内に離職する業界です。
はっきり言って、これらすべての業界で働く人材は、近いうちにロボット・AIに代替されるでしょう。
例えば1位の飲食サービス業。どんどん店員の数は減り、タッチパネルで注文する店が増えています。小売業も同様です。キャッシュレス化が進み、将来店員はいらなくなるでしょう。
アメリカのシアトルにオープンしたamazon goには、すでに店員はいません。
引用元:Engadget
ロボットができる仕事なら、当然人間への賃金が下がります。なぜならロボットは導入コストは高いものの、ランニングコストは安く、一切のミスもせず、24時間休みなく働かせても、体を壊すこともなく、うつ病にもならないからです。
それでもロボットと同じ土俵で働きたい人がいれば、もちろんブラック労働に近くなります。当然離職率は高くなるでしょう。
もちろん、人間だからこそできるきめ細やかなサービスに特化すれば、十分に生き残っていくことは可能だと思いますが。
しかし、安かろう悪かろう的な飲食店や小売店は全て駆逐されるでしょう。そもそもAmazonでいいやとなりますし、そういう人は増えているでしょう。ちなみに私もほぼAmazonで買い物してます。
ハイスペック人材はパラレルキャリアへ向かう
上記のように、誰でもできる仕事の離職率は上がり、それしかできない人の市場価値は下がります。
一方、冒頭で書いたように、ハイスペック人材の離職率も同時に上がるでしょう。
離職率が上がるというか、様々な会社やコミュニティで同時に働く人が増えます。いわゆるパラレルキャリアってやつですね。
いわゆるいい大学を出て、東証一部上場企業に入り、そこで3年ごとに部署を転々としているような人はもうダメでしょうね。その会社でしか使い物になりませんから。
それなら、プログラミングやデザインや語学のスキルを磨きまくり、同時に色んな会社で働く方が明らかに実りは大きいです。
結局何が言いたいかというと、若い頃から専門性を持って働けるベンチャーや外資で働くか、プログラミングを学べるIT業界に行きましょう。
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まとめ
「離職率が高い業界・会社が必ずしも悪いわけではないと外資マネージャーが思う理由」について書きました。
皆さんお気付きのように、一つの会社でずっと勤めるという時代はもう終わりかけていますよね。
はっきり言ってしまえば、日系大手企業で働く人のほとんど(特に無駄に高給なおっさん)はいりません。
今まで築き上げてきた商品力で、本来不要な労働力にお小遣いをあげているようなものです。
日本のお家芸である製造業でさえ、数年以内に中国やインドに抜かれるでしょう。
僕は半導体業界にいるので、アジア圏の半導体メーカーの動向を日々チェックしていますが、日系メーカーの優位性は日を追うごとに失われてきています。
50代〜60代の半導体おっさんは、日本の製造業の優位性を未だに信じていてかなりイタいですが、、、
まあ彼らは逃げ切れるから、どうでもいいか。
僕ら若者は逃げきれません。
ということで、離職率が低いだとか、大企業だから安定しているだとか、そんな幻想に惑わされず、自分のスキルを磨ける会社を選んでくださいね。
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今回の記事が、あなたのキャリアップの参考になれば、とても嬉しく思います!
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