アラサー外資系商社マンです。20代で4回の転職を経験しました! 日系・外資系の働き方の違いや、面接対策など、「楽しくキャリアアップ」していくためのコツをご紹介します!

甘い話には裏がある!? ありがちな外資系転職の失敗例3つ!

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外資系企業で働くと聞くと、何を思い浮かべますか?

 

世界を飛び回るグローバルな仕事?

 

長い休暇も取りやすく、メリハリのあるワークスタイル?

 

結果次第で、若くても数千万円の高収入が可能?

 

現職を含め、今までに2社の外資系企業で働いたことのある私の経験から答えると、これらはすべて正解であるとも言え、そうでもないとも言えます。

 

今回は、外資系に転職したいけれど、やはり不安という方に向けて、実体験を交えたありがちな外資系転職の失敗例3つとそれを避ける方法について、ご紹介していきますのでぜひ参考にしてみて下さい!

 

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外資系企業で働く日本人は一体何人?全労働人口の何%

外資系転職のよくある失敗についてご紹介する前に、まずは、外資系企業で働く日本人の数と、全労働人口から見て何%くらいにあたるのかについて見ていきましょう。

 

2013年度の経済産業省の外資系企業動向調査によれば、日本にある外資系企業で働いている常時従業者数は61万人だそうです。一方で、同2013年の総務省統計局の労働力調査によれば、就業者数は6,228万人とのことですので、全労働人口のうち約1%の人が日本にある外資系企業で働いているということになりますね。

 

何が言いたいかというと、外資系企業で働く日本人は圧倒的な少数派ということです。

 

外資系転職を検討するにあたって、自分が日本人の99%と違う働き方をすることになるんだ!という意識を持つことが非常に重要だと思います!

外資系転職の失敗その1:世界を飛び回ることを期待して入社

前職は、ヨーロッパ系の外資系不動産会社、現職は北米系の外資系半導体商社で働いていますが、いずれにおいても最も大切なミッションは日本の市場を開拓することです。

 

外資系企業で使う英語のリアルを、現役外資系商社マンが語るという記事に書いたように、確かに日常業務で英語を使う頻度は日系企業より多いかもしれませんが、英語を使って海外のクライアントとバリバリ商談するという機会はほぼありません。商談で英語を使うとしても、日本にいる外国人と時折話す程度です。むしろ日系企業の海外営業の方がよほどグローバルな仕事をしていると言えます。

 

現在、私は外資系商社で働いていますが、その中から分かりやすい例を挙げます。

 

例えば、日本のとあるお客様に、外国メーカーの製品を輸入して売っていたとします。

 

次に、そのお客様がベトナムに工場を出すことになり、そのベトナム工場に対しても、私の働いている会社から同じ製品を売って欲しいという話になったとします。

 

このような場合、日系の商社であれば、お客様とともにベトナム工場へ出張訪問し、現地サプライヤーとの商談や、効率的な物流構築など、自分で時間をかけて商売を作り、展開していけます。

 

しかし、日本に進出しているような外資系企業の大半は大手で、世界中に支社を持っていますので、その支社の同僚に簡単な業務引き継ぎをして終わりになることがほとんどです。

 

このケースで言うと、ベトナム支店の同僚に以下のように電話して終わりになるでしょう。

 

I would like you to arrange the supply chain with our customer because they will start mass production in Vietnam, Thank you.

(我々のお客様がベトナム工場でも生産することになったので、後はあなたに引き継いで欲しいと思っています。宜しくお願いします)

 

ある意味、効率的ではありますが、海外出張の機会などは、日系の会社と比べて驚くほど少ないです。

 

日本の市場は日本人が担当し、海外の市場は外国人が担当するという考え方ですので、我々日本人は、日本で売上を上げることが最も重要なミッションになります。

 

「世界中を飛び回って働く」というようなイメージを持って外資系転職を決めると、失敗した!と思ってしまうかもしれません。ありがちですので、注意しましょう。

外資系転職の失敗その2:長期休暇を期待して入社

外資系企業が人気の理由に、長期休暇が取りやすいというのがあります。

 

外資系転職を検討するにあたって魅力的な理由の1つですよね。

 

ただ、こちらも勘違いしていると、転職に失敗した!となりかねませんので注意が必要です。

 

私の勤めている外資系半導体商社でも、長期休暇を取る社員は数多くいます。また、メーカーやコンサル等の外資系企業に勤めている知人の話を聞いても、同じ答えが返ってきます。

 

「いいね〜!早速外資系に転職して、毎年ロングバケーションや!」

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と思ったそこのアナタ!油断は禁物です。

 

長期休暇は取れますが、その間完全に仕事をオフにする社員はほぼ皆無です。

 

外資系企業に転職して分かった「外資系サラリーマン」の3つの特徴という記事に書いたように、外資系サラリーマンには常に大きな自由と責任が与えられています。

 

長期間完全に仕事をオフにしても、変わらずに数字を出せるのであればそれでもいいでしょう。

 

しかし、往々にしてそんなに甘い話はありません。

 

常に携帯とPCを会社に持たされていますので、常にお客様からの連絡が入ります。自分の裁量でそれを無視してもいいかもしれませんが、確実に数字に悪影響を与えます。

 

日系企業であれば、同僚や上司にバックアップを頼んで、ゆっくりリラックスも出来るでしょう。私もトヨタ系大手商社で働いていた時は、全く仕事のことを考えずにバカンスを楽しんでいました。なぜなら、日系企業はチームで評価されるからです。「日系企業だって、業績評価を導入しているよ」という意見もあるでしょうし、一部のベンチャー企業などでは本当にそうかもしれませんが、それでも、「2ヶ月連続で昨年対比マイナスだから、もう来月から来なくていいよ」ということは無いでしょう。それがあるのが、外資系企業の怖さです。(もちろん数字が良ければ給料は青天井ですが)

 

少し脱線してしまいました。まとめると、確かに長期休暇は取りやすいですが、その間にも仕事をする必要はあります。(ものすご〜く仕事が出来る人は別)

 

外資系転職、失敗した!とならないように、自由には責任が伴うという意識は常に持ちましょう。

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外資系転職の失敗その3:高収入を期待して入社

働く上で、高収入は大きなモチベーションになります。

 

日系企業では、どんな大手に入っても100%年功序列です。

 

25歳の平社員が、40歳の課長より給料が高いことは、100%ありえません。

 

一部の、フルコミッション型の営業会社を除いて、絶対にありえません。

 

たとえ自分が上司よりどれだけ優秀でも、年功序列のせいで絶対に上司より稼げません。

 

「俺の方が、断然優秀なのに…。なぜ何もしていない課長より安月給なんだ。耐えられない…。実力主義の外資系へ転職だ!」

 

そう考える人も多いでしょう。まさに、昔の私もそうでした笑

 

自分の実績次第で給料を上げていけるのは事実ですし、実力評価は外資系で働く上での醍醐味です。

 

しかし、実績を上げるためには自分のビジネスマンとしての実力以外の外的要因も絡んでくることを理解していないと、外資系転職、失敗した!となりかねません。

 

具体的な例を挙げます。

 

私が現在働いている外資系半導体商社は、年俸プラス四半期のボーナスという給与体系です。年俸だけですと、同年代の平均年収より少し劣るくらいでしょうか。一方で四半期のボーナスが100%支給されれば、年収が年俸×1.5倍くらいになります。つまり、高収入の鍵は、自分の実績にひもつきますので、まさに実力主義の給与体系といえます。

 

しかし、この実力主義というのが意外にくせ者です。

 

現在は、予算に対しての売上で評価されるのですが、今年の指標は昨年度比20%アップがベースです。

 

20%アップ出来れば四半期ボーナス100%、10%アップで50%、5%アップ以下でゼロです。

 

会社員経験者ならば、この指標の厳しさが分かると思います。さらに外資系はチームではなく、自分の担当顧客ベースで評価されますので、個人で売上を純増させていかなければなりません。私の場合で言えば、円安になれば海外メーカーの製品は売れにくくなりますが、そんなことは言い訳になりません。また、日本から海外工場へ生産が移り、その分がごっそり抜け落ちてしまっても、その売上分も他の顧客もしくは新規顧客でカバーしなければなりません。これは、大変厳しい話です。

 

しかし、何かしらのラッキーパンチがあれば、そこから数四半期は高いボーナスを得ることが出来ます。ある意味、ギャンブルですね笑

 

外資系転職を検討されていて、自分の営業(もしくはその他の)能力に自信がある方に、ぜひアドバイスをさせて下さい。

 

面接の際に、ボーナスの評価方法を細かく聞くべきです。これは必ず行って下さい。何となく、聞きづらければ、キャリコネ等の口コミサイトで、しっかりとチェックしましょう。

 

日系企業の面接のように、お金の話は出来るだけしないというのは絶対に辞めた方がいいです。細かく聞き出して下さい。そうしないと必ず働いていく中で不幸になります。そして、そのボーナスの評価方法が出来るだけ外的要因に左右されないものであれば、高いボーナスを得られる可能性が高まります。

 

前職の外資系不動産会社では、自社物件を貸し出し、その契約件数に応じて毎月ボーナスが出るという仕組みでしたので、取引の明暗に様々な要因が絡む現在の商社と比較して、自分の営業力さえあれば、大きく稼ぐことが出来ました。(毎月80万円弱)

 

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まとめ

甘い話には裏がある!? ありがちな外資系転職の失敗例3つ!

 

いかがでしたでしょうか。外資系転職に失敗しないように、ぜひ以下の失敗例3つに気をつけて転職を検討して頂ければと思います!

 

・外資系転職の失敗その1:世界を飛び回ることを期待して入社

→世界を飛び回るより、日本市場の開拓が最大のミッション!

 

・外資系転職の失敗その2:長期休暇を期待して入社

→長期休暇は取れるが、その間も仕事をすることが多い!

 

・外資系転職の失敗その3:高収入を期待して入社

→実績が伴えば高収入だが、その評価基準をしっかり確認すべき!

 

冒頭にご紹介したように、外資系企業で働く日本人はたった1%です。

 

私はその1%ですが、外資系独自の自由で責任のある文化にハマってしまって、もう抜け出せそうにありません笑

 

こちらの記事が、あなたが外資系企業に飛び込むきっかけになれば幸いです!

 

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